• 春日乃売茶翁 茶実油の世界へようこそ!

    茶の実油(ティーシードオイル)はお茶の木の実から採る淡い黄金色でナッツのような香りのするオイルです。チャノキ(お茶の木、葉を茶に加工する植物の和名、学名Camellia sinensis)はツバキの仲間でツバキのようにその種子からオイルが採れます。脂肪酸組成はオレイン酸約60%、リノール酸約20%でオリーブ油と大豆油の中間程度のω9オイルです。

    茶の実油の特徴はカロテン、ビタミンE、ビタミンKなど脂溶性ビタミンに富んでいること、抗酸化力が高いことです。茶の実油の脂溶性ビタミン含有量は日本食品標準成分表の植物油脂類に掲載の植物油を大きく上回っており、ビタミンE(α-トコフェロール)については「栄養機能食品(ビタミンE)」を表記しています。骨の健康維持に欠かせないビタミンKは同成分表中最大の大豆の約2.5倍含まれています。またSOAC法により試験した結果茶の実油がオリーブ油の約2.2倍の抗酸化力を持つことが分かりました。脂溶性ビタミンや抗酸化力の特徴に加え茶の実油にはコレステロール吸収を阻害するβ-シトステロールをはじめ数種類の植物ステロールが含まれています。

    茶実の中身
    割ってみたところ